市制施行67周年記念表彰式

平成22年6月1日
　本日は、市制施行67周年の表彰式ということで、大変お忙しい中御出席をいただきまして誠にありがとうございます。
　皆様方には、長年にわたりまして、豊川市の発展に大変御尽力をいただきまして改めて感謝を申し上げます。
　豊川市は、昭和18年、1943年に豊川町、牛久保町、国府町、そして八幡村という3町1村が合併して誕生しました。その後、海軍工廠の建設によりまして、全国から多くの方においでいただき、大きく発展しました。その中、太平洋戦争により、昭和20年8月7日に米軍の空襲を受け海軍工廠が壊滅に瀕しました。そのときに2，500名以上の方が犠牲になられたという、大変悲しい歴史を持っています。その後、人口も減り、一時は財政再建団体という大変厳しい時代もありました。しかしながら、東名高速道路豊川インターチェンジの開通、さらに海軍工廠の跡地に多くの企業が進出されまして、徐々に豊川市も経済的復興をしてきました。そして、平成18年から宝飯郡4町との合併が進み、今年の2月に小坂井町と合併をして、宝飯郡4町との合併がすべて整い、人口18万人余の大きな豊川市が誕生しました。この記念すべき新しい豊川市の出発の年が今年の67周年ということです。そのような中で、皆様方には各方面にわたり豊川市の発展に御支援、御協力をいただき、本当に感謝を申し上げます。
　時代は大きく変わり、いま大変な状況です。そのような中で、地方分権、最近では地域主権と言うようですが、それぞれの地域で自己責任、自己決定をしていくということで、それぞれの自治体が責任を持って、その地域の発展を期していくという流れになってきております。豊川市も市民の皆様方と力を合せて、共に地域の発展のために尽くしていかなければならないと、感じているところです。そして、市民の皆様に、本当に信頼される、また明るい豊かな豊川市になるべく、行政としましても一生懸命頑張ってまいます。
　本日の表彰式は、皆様方の長年の御労苦に対する感謝と、また今後、豊川市の発展のために御尽力をいただくことをお願いする機会と考えております。
　最後に皆様方の御健勝と御多幸をお祈りいたしまして、あいさつとさせていただきます。本日は、誠におめでとうございました。