図録「人びとのくらしと災害―古文書・古記録にみる豊川災害史―」
更新日:2022年12月27日
平成28年度歴史企画展「人びとのくらしと災害―古文書・古記録にみる豊川災害史―」図録
内容
地震や噴火、津波や高潮、大風や大水などの自然災害は昔から繰り返されてきました。しかし、過去の災害を具体的にイメージするのは難しいものです。
「天災は忘れた頃にやってくる」と言われるように、大きな災害であっても、時間が経てばその記憶は薄らぎ、後世に伝わらなくなっていきます。例えば、かつて豊川市に火山灰が降り、昼でも暗くなったことなどはほとんど語られることはありません。
そこで、忘れられてしまった過去の災害を少しでも掘り起こしてみようとするのが今回の展覧会です。私たちの祖先が残した文書や記録から、豊川市におきた様々な災害の歴史に触れ、人びとがどのように自然の脅威と向き合ってきたのか、当時の人びとの姿に想いをはせてみたいと思います。
豊川市の前近代史(明治四年の廃藩置県まで)の中で、いつ、どのような自然災害が発生してきたのか、その歴史を見ることは、将来の備えについて様々な示唆を与えてくれることでしょう。歴史に学ぶことは決して少なくないはずです。
この図録は平成28年12月6日から平成29年1月22日まで、豊川市桜ヶ丘ミュージアムで開催された「人びとのくらしと災害―古文書・古記録にみる豊川災害史」に際して作成しました。
「人びとのくらしと災害」図録の表紙写真
古代正史にみる災害についてのページ
豊川流路の変動についてのページ
御油宿・赤坂宿まで津波が来たのは本当か!についてのページ
ページ数:64、価格:1,200円、刊行年月日:平成28年12月6日
豊川市桜ヶ丘ミュージアムへのお問い合わせ
442-0064
愛知県豊川市桜ケ丘町79-2
電話:0533-85-3775
FAX:0533-85-3776
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