消火器の事故防止や廃棄等について
更新日:2017年6月1日
消火器は高圧ガスにより消火薬剤を放出する圧力容器です。錆びた消火器や変形のある消火器を火災や訓練で使用すると、破裂し大事に至るおそれがあります。
下記のような腐食、変形、キズ等があるものは危険ですので、速やかに廃棄してください!
本体容器
層状はく離の腐食
あばた状の腐食
溶接部とその周囲の腐食
使用に耐えない変形
使用に耐えない鋭いキズ
さびを落としても腐食の残るもの
蓋(キャップ)
消火器キャップ1
消火器キャップ2
- 亜鉛合金ダイカスト製の蓋で、メッキの光沢が無くなり、シワ、スジ、表面にボツボツができたもの。
- メッキがはがれ、その跡に白い結晶ができたもの
消火器キャップ3
消火器キャップ4
耐用年数が過ぎている消火器も廃棄をおすすめします!
消火器の点検
消火器の設置は高温多湿の場所は避け、常に100%の効果を発揮させるために定期的な点検を行ってください。
法定防火対象物に設置されている消火器には点検の義務がありますが、一般の住宅や小規模な店舗など、法的に点検の義務がないところでも点検は大切です。
消火器の廃棄
不要になった消火器は、一般(可燃、不燃)ゴミとして廃棄できません。
また、消防署等での消火器の引き取りは行っていません。
お買い求めになった販売店、または専門業者(消防設備業者等)が有料(リサイクルシール代、運搬費用等)で廃棄してくれます。
廃棄しようとする消火器は、絶対に分解したり、薬剤を放射したりしないでください。
不明な点等がありましたら、お気軽にお問い合わせください。