歴史企画展「人びとのくらしと災害展」(終了しました)
更新日:2017年1月24日
古文書・古記録にみる豊川災害史
地震や噴火、津波や高潮、大風や大水などの自然災害は昔から繰り返されてきました。しかし、過去の災害を具体的にイメージするのは難しいものです。
天災は忘れた頃にやってくる、と言われるように、大きな災害であっても、時間が経てばその記憶は薄らぎ、後世に伝わらなくなっていきます。
たとえば、かつて豊川市に火山灰が降り、昼でも暗くなったことなどはほとんど語られることはありません。
そこで、忘れられた過去の災害を少しでも掘り起こしてみようとするのが今回の展覧会です。豊川市の前近代史(明治4年の廃藩置県まで)の中で、いつ、どのような自然災害が発生してきたのか、その歴史を見ることは、将来の備えについて様々な示唆を与えてくれることでしょう。
汐除堤を描いた御馬村の絵図
江戸時代後期
御馬町内会所蔵
高潮(気象津波)常襲地である御馬村の汐除堤(防潮堤)は、江戸時代には天然の砂丘堤防を利用したものだった。
展覧会詳細
会期
平成28年12月6日(火曜)から平成29年1月22日(日曜)まで
休館日
月曜日(ただし、1月9日の成人の日は開館します)
12月29日(木曜)から1月3日(火曜)まで
開催時間
午前9時から午後5時まで
会場
豊川市桜ヶ丘ミュージアム市民ギャラリー(第1展示室)
観覧料金
無料
会期中の催し
講演会(終了しました)
- 「古代の人びとと災害」
日時:平成29年1月7日(土曜)
午後2時から午後3時30分まで
講師:福岡猛志氏(日本福祉大学名誉教授)
会場:桜ヶ丘ミュージアム2階会議室
定員:50名(当日受付、先着順)
- 「近世の人びとと災害」
日時:平成29年1月22日(日曜)午後1時30分から午後3時まで
講師:橘敏夫氏(愛知大学綜合郷土研究所研究員)
会場:桜ヶ丘ミュージアム2階会議室
定員:50名(当日受付、先着順)
学芸員による展示解説(終了しました)
日時:平成28年12月11日(日曜)、平成29年1月15日(日曜)各回午前11時から
館長プレミアムトーク(終了しました)
館長(学芸員)による展示解説
平成29年1月22日(日曜)午後3時から。お見逃し無く!
人びとのくらしと災害展ちらし(裏面)(PDF:2,791KB)
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