追悼 近藤文雄展(終了しました)
更新日:2019年1月29日
郷土を代表する画家の追悼展
本展は昨年6月15日に79歳で逝去された画家・近藤文雄の没後1周年を悼み開催する展覧会です。
近藤文雄(1938-2017)は、青年期より中島良、石河彦男、市川晃らといった画家の指導を受け、早くから画才を開花させました。当時日本を席巻していたアンデパンダン展や自由美術展などに出品しながら前衛美術会(現齣展)会員として活動する一方、美術教師として後進の育成にも尽力し多くの作家を育てました。
昭和48年には教え子らと「齣羅集団」を結成し三河地方で活動の幅を拡げるとともに、中村正義らが立ち上げた从展にも出品します。独特なペン画はシニカルでありながらどこかユーモアがあり、社会的な問題を含んだ人物風刺画を得意としました。卓越したテクニックで細密描写を行い、そのクオリティーは晩年まで衰えることはありませんでした。
本展はご遺族の協力のもと郷土を代表する画家・近藤氏の画業を約25点の作品をとおして改めて紹介するものです。
会期 平成30年9月11日(火曜)から12月23日(日曜)まで、月曜休館
時間 午前9時から午後5時まで
会場 豊川市桜ヶ丘ミュージアム 美術常設展示室
入場料 無料
ギャラリートーク 9月30日(日曜)、12月9日(日曜)、各日午後2時から学芸員による作品解説会を開催予定です。詳細につきましてはお問い合わせください。
1966年2月12日19時58分43秒東京駅17番ホームと”こだま”203号2号車内10E座席のKON-230氏
L氏の肖像
ハラカラノウタ4
学級が燃える
本展覧会に関するお問い合わせ先
豊川市桜ヶ丘ミュージアム
〒442-0064 愛知県豊川市桜ケ丘町79-2
電話0533-85-3775