年度始め式

平成26年4月1日
　おはようございます。平成26年度の年度始め式に当たりまして、一言ごあいさついたします。
　旧宝飯郡小坂井町との合併から4年が経過しました。今まで、行政経営改革の一環として、増えた職員の適正管理を進めてまいった結果、きちんと対応することができました。業務の面でいろいろと職員の皆さんにはご苦労をかけましたが、今後は、必要な人材はしっかりと確保していきたいと思っています。
　また、合併により新たに増えた行政財産の適正管理を行うために、今年度、新たに財産管理監を設け、これからの本市の施設のあり方等について検討を進めてまいります。将来的に安定した行政・財政運営ができるよう、しっかりと取り組んでまいりたいと思っていますので、皆さんの活躍を期待するところです。
　昨年度は、市制施行70周年事業において職員の皆さんのご尽力により、すばらしい成果を上げることができました。感謝申し上げます。私は、これら70周年のすばらしい事業を「豊川劇場」と呼んでもいいかと思いますが、この4月1日においても、この「豊川劇場」の幕は下りていないと思っています。と申しますのも、現在開催中の選抜高等学校野球大会において、地元豊川高校が初出場ながら準決勝に進むという大活躍をしてくれているからです。
　今日の11時から中央図書館でパブリックビューイングを開催しますので、時間の許す方はぜひ応援をお願いしたいと思います。
　豊川高校の今井監督は、昨年春の選抜高等学校野球大会において、21世紀枠として期待されながらも選考から外れたり、夏の予選で初戦敗退したりした残念な経験を踏まえ、まずは、練習だけでなく、生徒たちに礼儀作法を第一優先に指導する必要があると考え、取り組んだそうです。それにより、生徒たちの野球に取り組む姿勢も変わり、何事にも全力で取り組むようになったとのことです。その結果、この春、創部68年目にして選抜高等学校野球大会初出場を果たし、優勝候補と言われた日本文理や沖縄尚学を下して準決勝に進むという快挙を成し遂げました。
　本市は、スポーツだけでなく、B-1グランプリ開催をはじめ、全国に注目されています。本年度から第6次総合計画の策定にも着手します。26年度は、昨年度の70周年記念事業等で培った皆さんの力を結集し、さらなる高みに向かって共にがんばってまいりたいと思います。
　以上で、年度始めの訓示といたします。