子どもの定期予防接種
定期予防接種とは
予防接種法に基づく定期予防接種のうち、主に子どもを対象とする予防接種(A類疾病)は、対象者が接種を受けるよう努めなければならないこととされています。住所地の市町村が公費で実施するもので、それぞれのワクチンに対象者や接種回数・間隔が定められており、豊川市内委託医療機関で規定のとおり接種すれば無料となります。ただし、市外医療機関で接種希望の場合は、必ず接種前に豊川市保健センターで手続きが必要です(事前の手続きがない接種は定期予防接種ではないため、有料となります)
市外接種については以下のリンクをご覧ください
予防接種の接種年齢は、感染症にかかりやすい年齢などをもとに決められています。
接種期間内に、お早めに接種をおすませください。やむを得ず接種年齢を超えそうな場合は、保健センターにご連絡ください。
麻しん風しん(MR)ワクチンの接種期間延長について
令和6年度、MRワクチンの供給が不安定だったことを受け、全国の一部地域にてMRワクチンを接種できない状況が続いておりました。こういった状況から、令和6年度内に定期接種年齢を過ぎた方のうち未接種の方に対して、2年間の接種期間延長を行うことが国の方針として決定されました。
接種対象者
下記の生年月日の方のうち、ワクチンの供給不安定等を理由に、MRワクチンを未接種の方
1期:令和4年4月2日~令和5年4月1日生まれ(令和6年度内に2歳の誕生日を迎えた方)
2期:平成30年4月2日~平成31年4月1日生まれ(令和6年度の年長児)
延長後の接種期限
令和9年3月31日まで
各予防接種について
定期予防接種の詳細
ワクチンの種類 | 対象者 | 標準的な接種間隔 | 予診票発送時期 |
---|---|---|---|
ロタウイルス |
|
|
赤ちゃん訪問時 ロタリックスを選択した場合は、3枚目の予診票は使用しません |
B型肝炎 | 1歳未満 (標準的には生後2か月から) |
|
赤ちゃん訪問時 |
小児用肺炎球菌 | 2か月から5歳未満 |
|
・初回3回 赤ちゃん訪問時 ・追加 11か月の月末 |
ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ、ヒブ(5種混合) |
2か月から7歳6か月未満 |
|
・初回3回 赤ちゃん訪問時 ・追加 11か月の月末 |
ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ(4種混合) | 2か月から7歳6か月未満 |
|
・初回3回 赤ちゃん訪問時 ・追加 11か月の月末 |
ヒブ(Hib) | 2か月から5歳未満 |
|
・初回3回 赤ちゃん訪問時 ・追加 11か月の月末 |
BCG | 1歳未満 (標準的には5か月から8か月までの期間) |
1回 | 赤ちゃん訪問時 |
麻しん、風しん(MR) |
接種期間延長対象者(接種期限:令和9年3月31日まで)
|
|
・1期 11か月の月末 ・2期 年長児になる4月 |
水痘(みずぼうそう) | 1歳以上3歳未満 | 2回(標準的には6か月以上12か月未満の間隔で2回) | 11か月の月末 |
日本脳炎 |
|
|
・1期初回2回 2歳11か月の月末 ・1期追加 3歳11か月の月末 ・2期 8歳11か月の月末 |
ジフテリア・破傷風(DT・2種混合) | 11歳以上13歳未満 | 1回 | 10歳11か月の月末 |
ヒトパピローマウイルス感染症(HPV・子宮頸がん予防ワクチン) |
|
|
定期接種 小学6年生になる前年度末 |
持ち物
- 予防接種の予診票(住民票のある住所に郵送しています。紛失の場合は、保健センターで再発行いたします。)
- 母子健康手帳(持っていない場合は接種できません。紛失の場合は保健センターまでお問い合わせください。)
- 住所の確認できる身分証明書(子ども医療費受給者証、マイナンバーカード等)
(注意)保護者以外の方が同伴する場合は、委任状(自由様式)が必要です。
日本脳炎予防接種の特例制度
日本脳炎予防接種について、予防接種法の特例があります。(詳細は以下のリンク参照)
特例
平成19年4月1日生まれまでの方
20歳未満の接種は定期接種(無料)になります。
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンについて
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、子宮頸がんを予防できるワクチンです。
無料接種 対象者
- 定期接種:小学6年生から高校1年生相当の女子
- キャッチアップ接種:平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女性で、接種が完了していない方
無料接種期間延長について(令和7年4月以降の接種)
平成9年度~平成20年度生まれの女性のうち、令和4年4月1日から令和7年3月31日までに1回でも接種を受けられた方で、3回接種が完了していない方に対し、令和8年3月末まで無料接種期間が延長されます。
HPVワクチンについて、詳しくは下記ホームページをご覧ください。
予防接種の注意事項
定期予防接種が無料になる場合
豊川市に住民票のあるお子さんが市内の委託医療機関で接種年齢内に接種した場合のみ無料です。
ただし、かかりつけ医が豊川市外の場合や、遠方に里帰りされる場合など事情がある場合に限り、事前に手続きすることで、市外医療機関でも定期予防接種ができます。詳細は、以下のリンクをご覧ください。
こんな場合は有料になります
- 市内委託医療機関以外の医療機関や接種年齢以外で接種した場合の費用は、自費となります。
- 市外へ転居される方が、住民票を移し、転居先の住民になった後に、豊川市内の医療機関で接種した場合の費用は、自費となります。
予防接種の間隔について
生ワクチン(注射)と生ワクチン(注射)の間隔は27日以上(接種日から4週間後の同じ曜日)です。
生ワクチン(注射)以外は、他のワクチンとの接種間隔の規定はありません。ただし、同一のワクチンを複数回接種する場合の接種間隔については各ワクチンで決められている間隔をあけます。
ワクチン | 接種方法 | ワクチン名 |
---|---|---|
生ワクチン(注射) | 注射 | BCG、麻しん、風しん、おたふくかぜ、水ぼうそう |
生ワクチン(経口) | 経口(飲む) | ロタウイルス |
不活化ワクチン | 注射 | B型肝炎、ヒブ(Hib)、肺炎球菌、4種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ)、5種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ、ヒブ)、日本脳炎、DT(ジフテリア、破傷風)、ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)、インフルエンザ、A型肝炎、狂犬病 |
予防接種健康被害救済制度について
予防接種による健康被害と認定された場合、厚生労働省による救済措置があります。
詳細は以下のリンクをご覧ください。
個別定期予防接種委託医療機関一覧
個別予防接種委託医療機関一覧 (PDFファイル: 154.7KB)
各医療機関の所在地は、豊川市医師会のホームページをご覧ください。
任意予防接種
担当係(お問い合わせ)
子ども健康部 保健センター 保健予防係
電話 0533-95-4801
この記事に関するお問い合わせ先
所在地:442-0879
愛知県豊川市萩山町3丁目77番地の1の7
電話番号:0533-89-0610
ファックス番号:0533-89-5960
お問い合わせフォーム(メールフォームへリンクします)
- この情報はお役に立ちましたか?
-
より良いホームページにするために皆様のご意見をお聞かせください。
更新日:2025年03月17日