市道の橋梁管理
更新日:2024年5月1日
概要
豊川市の橋梁は、高度経済成長期以降に整備されたものが多く、今後急速に増大する高齢化した橋梁の維持管理において、コスト縮減を図りつつ安全性・信頼性を確保する必要があります。また、全国的に道路構造物の老朽化による変状が顕在化していることから、道路法改正、省令(国土交通省令)・告示により、点検・診断・措置・記録のメンテナンスサイクルの構築が規定されました。
上記の背景のもと、豊川市の橋梁について適切な維持管理を図るために、平成25年度に「橋梁長寿命化修繕計画」、平成28年度に「個別施設計画(橋梁)」、平成30年度に「個別施設計画(大型ボックスカルバート)」及び「個別施設計画(横断歩道橋)」を策定しました。また、平成30年度12月に各個別施設計画に対策費用などを記載しました。
その後、令和4年度に改定を行い「豊川市 橋りょう長寿命化修繕計画」、「長寿命化修繕計画:横断歩道橋」及び「長寿命化修繕計画:大型ボックスカルバート」として策定しました。5箇年の計画とし、期間内に修繕対象としたものについて実施年度及び対策費用を記載しました。
長寿命化修繕計画の策定
従来型の事後的な修繕・架け替えでは更新コストが増大することから、予防的な修繕・計画的な架け替えによる更新コストの縮減および長寿命化を図るために対象橋梁を選定し、長寿命化修繕計画を策定しました。
平成30年度に長寿命化修繕計画の対象橋梁すべての近接目視による点検が完了しました。令和元年度からは、対象橋梁の2巡目点検がはじまり、その結果を基に損傷の程度や種類、橋梁直下の条件等から、優先順位を定め、長寿命化修繕計画の2022年12月改訂版を策定しました。
また、「インフラ長寿命化基本計画」(インフラ老朽化対策の推進に関する関係省庁連絡会議)(平成25年11月策定)に基づき計画的な点検や修繕等に取り組むため、豊川市では「豊川市公共施設等総合管理計画」(平成28年8月)を策定し、橋梁については「個別施設計画(橋梁)」が策定されておりました。
「個別施設計画(橋梁)」では、管理橋梁(市道にかかる橋長2.0m以上の橋梁)に対し、点検計画(5年に1度の近接目視点検)、点検記録(健全性判定)、修繕計画、修繕記録についてとりまとめ、メンテナンスサイクルを構築・継続させる計画が策定されておりました。
その後、令和4年度の改定により個別施設計画と長寿命化計画を統合し、「豊川市 橋りょう長寿命化修繕計画」、「長寿命化修繕計画:横断歩道橋」及び「長寿命化修繕計画:大型ボックスカルバート」を策定しました。
豊川市 橋りょう長寿命化修繕計画_2024.5(PDF:23,068KB)
長寿命化修繕計画:横断歩道橋_2024.5(PDF:154KB)
長寿命化修繕計画:大型ボックスカルバート_2024.5(PDF:55KB)
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