豊川市子宮頸がん予防プロジェクト
更新日:2024年10月2日
【H9~H20年度生まれの女性の方へお知らせ】HPVワクチン接種、まだ間に合います!
これまで、HPVワクチンのキャッチアップ接種期限が令和7年3月31日に差し迫る中、期間内に無料で3回接種する場合には、標準的な接種期間を踏まえ、9月30日までに1回目の接種を開始するよう周知してきましたが、標準的な接種期間での接種ができない場合であっても、最短で4か月あれば3回の接種を公費無料の期限内に完了することができます。
キャッチアップ接種の対象(H9~H19年度生まれ)の方に加え、今年度が定期接種の最終年度となる高校1年生世代(H20年度生まれ)の方で接種を希望される方は、11月までに1回目を接種することをご検討ください。
子宮頸がんってどんな病気なの?
ウイルス感染が原因で、誰でもなる可能性のあるがんです
女性の命と未来にかかわる病気「子宮頸がん」、その発生には多くにヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が関連しており、原因のほとんどは、性交渉によるウイルスへの持続的な感染とされています。
日本では20~40歳代の女性を中心に毎年1.1万人の方が新たに子宮頸がんと診断され、年間約 2,900人の方が亡くなっています。
また、がんの治療で子宮摘出などの手術や放射線治療が必要となり、出産ができなくなってしまう方も年間約1,000人います。
「HPVワクチン接種」と「子宮頸がん検診」
子宮頸がんの予防には、HPVへの感染を予防する「HPVワクチン接種」と定期的な「子宮頸がん検診」が大切です。
「HPVワクチン接種」は、平成25年に定期接種が開始され、ほどなくして積極的勧奨が差し控えられていましたが、国の専門部会がワクチンの有効性と安全性を審議し、令和4年4月から積極的勧奨を再開しています。
「子宮頸がん検診」は、20歳以上の女性が受けることができ、進行すると治療が難しいことから、早期発見が極めて重要とされており、2年に1回、定期的に受診することが推奨されています。
日本ではワクチン接種率、がん検診受診率のいずれも海外と比べて低いことが課題となっています。
世界のHPVワクチン接種率と子宮頸がん検診受診率(いずれもクリックすると拡大します)
豊川市子宮頸がん予防プロジェクトについて
豊川市では、HPVワクチン接種率と子宮頸がん検診受診率の向上を目指し、保健センターが中心となり、教育委員会と連携しながら豊川市医師会協力のもと、「豊川市子宮頸がん予防プロジェクト」を立ち上げ、子宮頸がんの予防に取り組んでいます。
大切なことは子宮頸がんについて興味を持ち、知ること。そして、女性も男性も一緒に、子宮頸がん予防について考えてみてください。
令和6年度の取組強化項目
平成9~19年度生まれの女性に対するキャッチアップ接種の促進
※【キャッチアップ接種の対象者】
積極的勧奨の差控えによりワクチン接種の機会を逃した方(平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女子)については、キャッチアップ接種の対象となり、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間、公費で接種が可能です(この機会を逃して自費で接種すると、3回で約10万円の費用がかかります!)。
問合せ先
HPVワクチンに関すること:豊川市保健センター 保健予防係 電話0533-95-4801
子宮頸がん検診に関すること:豊川市保健センター 健康管理係 電話0533-95-4802
お問い合わせ
子ども健康部 保健センター
所在地:442-0879
豊川市萩山町3丁目77番地の1・7
電話:0533-89-0610 ファックス:0533-89-5960