東漸寺(とうぜんじ)
更新日:2013年1月4日
昔、前芝村(現豊橋市)に東漸寺という真言宗の寺があったが、廃寺となり延命地蔵尊を祀る小堂だけになった。ところが、津波によりこの地蔵尊が、伊奈の地に流れ着いたので、村人はこれを崇めて祀っていた。
この地蔵尊を本尊として、明応元年(1492)第三代伊奈城主本多正時(泰次)が堂宇を建て、知多郡緒川(おがわ)の乾坤院(けんこんいん)の亨隠慶泉禅師(こういんけいせんぜんじ)を開山とし、萬年山東漸寺と名付け、本多家先祖累代の菩提寺とした。
東漸寺
更新日:2013年1月4日
昔、前芝村(現豊橋市)に東漸寺という真言宗の寺があったが、廃寺となり延命地蔵尊を祀る小堂だけになった。ところが、津波によりこの地蔵尊が、伊奈の地に流れ着いたので、村人はこれを崇めて祀っていた。
この地蔵尊を本尊として、明応元年(1492)第三代伊奈城主本多正時(泰次)が堂宇を建て、知多郡緒川(おがわ)の乾坤院(けんこんいん)の亨隠慶泉禅師(こういんけいせんぜんじ)を開山とし、萬年山東漸寺と名付け、本多家先祖累代の菩提寺とした。
東漸寺