報恩寺
更新日:2013年1月4日
報恩寺の創建は、大同2年(807年)、本尊は地蔵菩薩で、真言宗であったと伝えられている。弘治2年(1556年)に東漸寺第4世・大甫一巨によって改宗され、現在は曹洞宗東漸寺の末寺である。
本堂内には弘法大師の真筆といわれる「南無阿弥陀仏」の掛け軸が、弘法大師像とともに祀られている。本堂隣の観音堂内には、秘仏の千手(せんじゅ)観音菩薩像を始め聖(しょう)観音菩薩像、馬頭(ばとう)観音菩薩像が祀られ、絵馬や俳諧(俳句)などの奉納額がある。境内には、和泉式部供養塔や天領時代の代官・中川勘助の墓がある。
場所 小坂井町
報恩寺