カラスにごみを荒らされないための対策
更新日:2021年7月5日
カラスの生態について
カラスは雑食性の鳥で、動物・植物を問わず色々なものを食べます。カラスにとって私たちの出す生ごみは栄養価の高い食料となり、繁殖率が高まる要因となります。
カラスの活動は日の出の30分ほど前から始まり、木にとまってあたりを見回したり、空を飛びながら、目で見て食べ物を探します。そのため、ごみの出し方をきちんと守らずにごみを出すと、カラスの恰好のえさになってしまいます。一人ひとりがごみの出し方のルールを守ることがカラス対策では重要となります。
カラスによる被害を防ぐためには
生ごみを減らしましょう
カラスの生息数を減らすには、まず「えさである生ごみや残飯を減らす」ことが効果的です。料理をするときに生ごみを減らす工夫をしたり、食べ残しをしないようにしましょう。詳しくは、食品ロス削減に協力をのページをご覧ください。
また、どうしても出てしまった生ごみは生ごみ処理機で処理することも効果的です。豊川市では生ごみ処理機購入費の補助を行っています。詳しくは、電動式生ごみ処理機の購入費の補助金のページや、生ごみ消滅容器「キエーロ」についてのページをご覧ください。
これらの対策はごみの減量にもつながりますので、ご協力をお願いします。
生ごみが見えないようにしましょう
カラスは嗅覚がほとんどなく、視覚が非常に発達しており、視覚でごみの中から食べ物を見分けています。雑食性のカラスにとって栄養価の高い生ごみは恰好のえさとなるため、ごみを荒らされないように生ごみの水分をしっかりと切り、生ごみだけを新聞紙や紙袋等で包んでカラスから中身が見えないようにごみ袋に入れる事が効果的です。
ごみは決められた収集日・時間に出しましょう
ごみを前日に出したりすると、カラスに狙われやすくなり、また、ネコなどの被害にもあいやすくなります。ごみは必ず、収集日当日の日の出から午前8時30分までの間にお出しください。
カラスよけネットを利用しましょう
カラスよけネットを正しく使用すれば効果があります。しかし、正しく使用されていないとせっかくネットがあっても効果が十分に得られません。
ごみ袋はネットの中にしっかり入れ、ネットで包み込むようにしてください。隙間が空いていると、カラスがごみを引き出してしまいます。
市ではごみ集積場の管理者の方へカラス、ネコ対策などのためのネットをお渡ししています。
詳しくは、「カラスよけネットについて」のページをご覧ください。