豊川市指定文化財の指定解除について
更新日:2018年4月27日
木造延命地蔵菩薩半跏像(正覚寺蔵)の文化財指定を解除しました
4月24日(火曜)開催の豊川市教育委員会定例会で、正覚寺所蔵の木造延命地蔵菩薩半跏像の指定解除にかかる議案が提出、可決され、豊川市の文化財指定が解除されました。
木造延命地蔵菩薩半跏像
指定解除理由
本像は桶地蔵とも呼ばれ、言い伝えによれば豊川が洪水で氾濫した際に、川上から桶に乗り流れ着いたのをこの土地で祀ったものといい、藤原様式の特徴を現すものとして指定されたものである。
平成30年2月25日未明に正覚寺本堂が火災で全焼し、安置されていた本像も一部部材を残し焼失した。これにより文化財としての価値が失われたため、有形文化財の指定を解除する。