豊川市公共施設等総合管理計画

本市では、公共施設等の更新・統廃合・長寿命化を総合的かつ計画的に行うことの必要性から、平成28年8月に豊川市公共施設等総合管理計画を策定しました。それから5年が経過し、本市の財政及び人口等の現状及び将来の見込みを踏まえ、平成30年2月に改訂された総務省の「公共施設等総合管理計画の策定にあたっての指針」に沿って令和3年度に豊川市公共施設等総合管理計画を改訂しました。
また、令和4年4月1日付で改訂された総務省の「公共施設等総合管理計画の策定にあたっての指針」に沿って追補版を策定しました。

本市では、それぞれの地域の特性を活かしながら、人と人とが交流し、絆を深め、連帯感を高めるまちづくりを進めてまいりました。その結果、公共建築物は、500施設以上にのぼり、その半数以上が建築後30年以上を経過しており、道路等のインフラ資産についても含めるとさらに増加し、今後は、老朽化した多数の公共建築物及びインフラ資産の更新・建替えや改修の費用の増大と一定の年度への集中が懸念されます。また、人口減少などにより厳しい財政状況が予想されるため、公共施設等の維持管理・更新についても、財政負担を適切に軽減・平準化し、市民生活や社会経済活動を支える公共施設等の安全性や機能を持続的に確保していくためには、人口動態・財政状況等を踏まえた長期的な視点をもって、公共施設等の更新・統廃合・長寿命化を総合的かつ計画的に行うことの必要性から、公共施設等総合管理計画を策定しました。

市民からのご意見や情報を求めるため平成28年6月20日（月曜日）から平成28年7月19日（火曜日）までパブリックコメントを実施しました。

豊川市では、公共施設等総合管理計画の策定に向けて、豊川市公共施設等総合管理計画推進会議を開催します。会議では、各施設等を所管する各課の意見を集約し、学識経験者も交えながら、今後の市としての方針設定を行っています。

豊川市公共施設等総合管理計画推進会議の内容を、「豊川市ファシリティマネジメント公共施設等総合管理計画ニュース」として策定しました。会議は、全4回の開催を予定しており、今後も報告させて頂きます。このニュースは、広く市民の皆さんに知って頂くことを目的に発行しています。身近な公共施設を含めた、豊川市の公共施設全体のあり方を市民の皆さんと共に考えていきたいと思います。今後ともご愛読頂ければ幸いです