あいち病害虫情報について
更新日:2024年10月7日
病害虫の予察・発生・防除等に関する情報については、愛知県ホームページの「あいち病害虫情報」をご覧ください。
農業関係者の皆様におかれましては、適切な防除に努めてくださいますよう、お願い申し上げます。
シロイチモジヨトウの発生予察注意報について
8月から9月にかけて実施したフェロモントラップの誘殺数が、過去10年間と比べて多くなっています。
9月下旬に実施したキャベツ圃場での巡回調査では、シロイチモジヨトウの寄生株が多くみられました。
今後シロイチモジヨトウの発生に好適な条件が続きます。
発生情報を集め、圃場をよく確認して適切な防除の実施に努めましょう。
防除方法等の詳細は、上記リンク「あいち病害虫情報トップページ」からご覧になれます。
ハスモンヨトウの発生予察注意報について
8月に実施したフェロモントラップの誘殺数の合計が、過去10年間と比較して多くなっています。
県内のダイズ圃場では寄生している株も見られ、今後ハスモンヨトウの発生が予想されます。
発生情報を集め、圃場をよく観察して適切な防除の実施に努めましょう。
防除方法等の詳細は、上記リンク「あいち病害虫情報トップページ」からご覧になれます。
果樹カメムシ類の注意報について
4月下旬から5月上旬までに行ったフェロモントラップでの調査において、チャバネアオカメムシの累積誘殺数が額田郡幸田町で71頭(平年21頭、昨年21頭)と過去10年で最も多く、豊田市では78頭(平年16頭、昨年0頭)と過去10年で2番目に多くなっています。
県内の果樹園では、チャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシの飛来が確認されています。
今後、果樹カメムシ類の果樹園への飛来増加に伴う被害の発生が予想されます。
発生情報を集め、圃場をよく観察して適切な防除の実施に努めましょう。
防除方法等の詳細は、上記リンク「あいち病害虫情報トップページ」もしくは下記チラシからご覧になれます。
イネカメムシの発生予察注意報について
6月27日に実施したイネカメムシの臨時調査で、複数地点において、出穂前の水田でイネカメムシの発生を確認しました。
イネカメムシは、出穂直後から籾を吸汁し不稔籾を生じさせるため、出穂期に防除を行う必要があります。
発生情報を集め、圃場をよく観察して適切な防除の実施に努めましょう。
防除方法等の詳細は、上記リンク「あいち病害虫情報トップページ」もしくは下記リーフレットからご覧になれます。
イネカメムシ対策リーフレット(飼料用米・WCS)(PDF:609KB)
トビイロウンカの防除について
トビイロウンカ
水稲栽培において、坪枯れを引き起こすトビイロウンカは、6月から7月にかけて日本列島に飛来します。
発生情報を集め、圃場をよく観察して適切な防除の実施に努めましょう。
詳細は、下記チラシをご覧ください。
水稲栽培におけるトビイロウンカの防除対策(PDF:182KB)
斑点米カメムシ類の発生予察注意報について
7月上旬の巡回調査におけるすくい取り調査において、斑点米カメムシ類(イネカメムシ、カスミカメ類、クモヘリカメムシ等)の捕獲数が例年に比べ、多くなっています。
斑点米カメムシ類が吸汁することで、不稔籾や食害痕、斑点米などが生じます。
発生情報を集め、圃場をよく観察して適切な防除の実施に努めましょう。
防除方法等の詳細は、上記リンク「あいち病害虫情報トップページ」からご覧になれます。
オオタバコガの発生予察注意報について
フェロモントラップにおける6月の総誘殺数は、平年と比べ、やや多くなっています。
豊川市のキク圃場では107頭確認され、過去10年と比較して2番目に多い数字です。
今後も圃場への飛来が続くことが予想されます。
発生情報を集め、圃場をよく観察して適切な防除の実施に努めましょう。
防除方法等の詳細は、上記リンク「あいち病害虫情報トップページ」からご覧になれます。
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