中山間地農業ルネッサンス推進事業について
更新日:2023年3月12日
中山間地農業ルネッサンス推進事業の活動報告について
事業の目的
事業対象である萩・長沢エリアの農地面積は、約218haで、田が約7割、畑が約3割という水稲中心の地域であり、音羽米というブランド米が栽培されているエリアです。
地域の課題としては、80歳以上で後継者未定の農業者の耕作面積が多いこと、また、営農条件が不利な中山間地域であり、将来的に耕作放棄地になる可能性が高いことなどがあげられます。そうした課題に対応するため、当該地域の萩エリアでは、土地改良事業による基盤整備に向けた活動の実施などの取り組みを展開し、長沢エリアでは、一般社団法人ファーム長沢の里の設立による集落営農の担い手の体制を強化することで、地域の持続可能な営農について取り組んできました。
このような地域の体制及び基盤の強化にあわせて、将来の営農を見据えた当該地域の包括的な課題の洗い出しや具体的な手法の整理を行うことが重要となります。そして、持続可能な営農を今後実践していくためには、地域で共通意識をもち、経営を意識した営農に一体となって取り組んで行くことが必要となってきます。
本事業では、今後の萩・長沢エリアの発展のために、当該地区の中心経営体が中心となり外部有識者を招聘したワークショップ等を開催し、全国的な気候変動対策や労働力不足、中山間地域という厳しい生産条件など、地域が抱える課題の洗い出しと共有を行いました。また、再生可能エネルギーの導入や環境に配慮した栽培方法の推進など、効果的な取り組みの検討を行うことにより、地域の持続可能な営農の実践につながる道筋を立てることを目指し実施しました。
活動報告書
令和4年度に実施したワークショップ及びシンポジウムについて活動報告書としてまとめました。
ぜひ、ご覧ください。
活動報告書(PDF:2,426KB)
シンポジウムを開催します【終了しました】
「持続可能な農業について~音羽米の古里、萩と長沢から考える~」シンポジウムの開催
昨今の農業を取り巻く環境は、気候変動、担い手の減少など全国的に大変厳しい状況です。中でも、いわゆる中山間地域は、一般的に営農の条件が不利と言われ、その厳しさは一層深刻さを増します。本市の中山間地域である、萩・長沢地区も例外ではありません。このような状況に地域が一体となった取組みを展開することを目指し、豊川市では、農林水産省の中山間地農業ルネッサンス推進事業を活用し、当該地区の中心経営体の農業者を中心にした「持続可能な営農」に関するワークショップをコーディネーターの方をお迎えし実施したところです。
当該ワークショップの成果を発表するとともに講演やパネルディスカッションを通じて多くの方と想いの共有を図るため、シンポジウムを下記のとおり開催します。
日時及び場所
日時:12月11日(日曜)14時00分から16時00分
場所:豊川市音羽文化ホール(ウィンディアホール)※豊川市赤坂町松本250
またはオンライン
定員
会場参加 140名 ※先着順
オンライン 無制限
※会場参加の方には、当日音羽米2合プレゼント(JAひまわり協力)
参加料
無料
事前申込
こちらから(あいち電子申請システム)
会場参加とオンラインのいずれも事前申込が必要です。
12月8日(木曜)までに申込ください。
シンポジウムチラシの画像
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