子どもの定期予防接種
更新日:2024年12月6日
定期予防接種とは
予防接種法に基づく定期予防接種のうち、主に子どもを対象とする予防接種(A類疾病)は、対象者が接種を受けるよう努めなければならないこととされています。住所地の市町村が公費で実施するもので、それぞれのワクチンに対象者や接種回数・間隔が定められており、豊川市内委託医療機関で規定のとおり接種すれば無料となります。ただし、市外医療機関で接種希望の場合は、必ず接種前に豊川市保健センターで手続きが必要です(事前の手続きがない接種は定期予防接種ではないため、有料となります)
市外接種についてはこちら
予防接種の接種年齢は、感染症にかかりやすい年齢などをもとに決められています。
接種期間内に、お早めに接種をおすませください。やむを得ず接種年齢を超えそうな場合は、保健センターにご連絡ください。
各予防接種について
【5種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ、ヒブ)ワクチンの定期接種化について】
生後2か月から開始の予防接種について、これまで、4種混合とヒブワクチンを接種していましたが、令和6年度から4種混合ワクチンにヒブワクチンが加わった、5種混合ワクチンが定期接種化されました。それに伴い、令和6年4月以降に初回接種を開始する方は5種混合の接種が基本となります。
ワクチンの種類 | 対象者 | 標準的な接種間隔 | 予診票発送時期 |
---|---|---|---|
ロタウイルス |
ロタリックス 出生6週0日後から24週0日後まで |
2回(4週以上の間隔で2回) 1回目は、生後2か月に至った日から出生14週6日後までの期間が標準的接種期間 |
赤ちゃん訪問時 |
ロタテック 出生6週0日後から32週0日後まで |
3回(4週以上の間隔で3回) 1回目は、生後2か月に至った日から出生14週6日後までの期間が標準的接種期間 |
赤ちゃん訪問時 |
|
B型肝炎 | 1歳未満 |
初回2回(1歳未満に4週以上の間隔で2回) |
赤ちゃん訪問時 |
小児用肺炎球菌 | 2か月から5歳未満 |
2か月以上7か月未満で接種開始: |
初回3回 赤ちゃん訪問時 追加 11か月の月末 |
ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ、ヒブ |
2か月から7歳6か月未満 ※令和6年4月以降に初回接種を開始する方が対象 |
1期初回3回(3週から8週の間隔で3回) 1期追加1回(3回目の接種後6か月以上18か月未満の間隔で1回) |
初回3回 赤ちゃん訪問時 追加 11か月の月末 |
ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ |
2か月から7歳6か月未満 |
1期初回3回(3週から8週の間隔で3回) |
初回3回 赤ちゃん訪問時 追加 11か月の月末 |
ヒブ(Hib) | 2か月から5歳未満 | 2か月以上7か月未満で接種開始: 初回3回(1歳未満に4週以上の間隔で3回)追加1回(3回目の接種後7か月以上の間隔で1回) |
初回3回 赤ちゃん訪問時 |
BCG | 1歳未満 |
1回 | 赤ちゃん訪問時 |
麻しん、風しん(MR) | 1期 1歳から2歳未満 |
1期1回 |
1期 11か月の月末 |
水痘(みずぼうそう) | 1歳以上3歳未満 | 2回(標準的には6か月以上12か月未満の間隔で2回) | 11か月の月末 |
日本脳炎 |
1期 生後6か月から7歳6か月未満 |
1期初回2回(1週から4週の間隔で2回) |
1期初回2回 2歳11か月の月末 |
ジフテリア・破傷風(DT・2種混合) | 11歳以上13歳未満 | 1回 | 10歳11か月の月末 |
ヒトパピローマウイルス感染症(HPV・子宮頸がん予防ワクチン) |
定期接種 |
9価(シルガード9) |
定期接種 小学6年生になる前年度末 |
持ち物
1予防接種の予診票(住民票のある住所に郵送しています。紛失の場合は、保健センターで再発行いたします。)
2母子健康手帳(持っていない場合は接種できません。紛失の場合は保健センターまでお問い合わせください。)
3住所の確認できる身分証明書(子ども医療費受給者証、マイナンバーカード等)
※保護者以外の方が同伴する場合は、委任状(自由様式)が必要です。
日本脳炎予防接種の特例制度
日本脳炎予防接種について、予防接種法の特例があります。
特例 平成19年4月1日生まれまでの方
20歳未満の接種は定期接種(無料)になります。
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンについて
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、子宮頸がんを予防できるワクチンです。
〈無料接種 対象者〉
●定期接種:小学6年生から高校1年生相当の女子
●キャッチアップ接種:平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女子で、接種が完了していない方
〈無料接種 期間〉
令和4年4月~令和7年3月末
※自費の場合、最大約10万円かかります。
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
<平成9年度~平成20年度生まれの女性の令和7年4月以降の接種>
●無料接種期間が延長されます!
平成9年度~平成20年度生まれの女性のうち、令和7年3月31日までに1回でも接種を受けられた方で、3回接種が完了していない方に対し、令和8年3月まで無料接種期間が延長されます。
詳細はこちら
予防接種の注意事項
【定期予防接種が無料になる場合】
豊川市に住民票のあるお子さんが市内の委託医療機関で接種年齢内に接種した場合のみ無料です。
ただし、かかりつけ医が豊川市外の場合や、遠方に里帰りされる場合など事情がある場合に限り、事前に手続きすることで、市外医療機関でも定期予防接種ができます。詳細は、こちらをご覧ください。
【こんな場合は有料になります】
1 市内委託医療機関以外の医療機関や接種年齢以外で接種した場合の費用は、自費となります。
2 市外へ転居される方が、住民票を移し、転居先の住民になった後に、豊川市内の医療機関で接種した場合の費用は、自費となります。
【予防接種の間隔について】
生ワクチン(注射)と生ワクチン(注射)の間隔は27日以上(接種日から4週間後の同じ曜日)です。
生ワクチン(注射)以外は、他のワクチンとの接種間隔の規定はありません。ただし、同一のワクチンを複数回接種する場合の接種間隔については各ワクチンで決められている間隔をあけます。
ワクチン種類 | 接種方法 | ワクチン名 |
---|---|---|
生ワクチン | 注射 | BCG、麻しん、風しん、おたふくかぜ、水ぼうそう |
経口 |
ロタウイルス | |
不活化ワクチン | 注射 | B型肝炎、ヒブ(Hib)、肺炎球菌、4種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ)、5種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ、ヒブ)、日本脳炎、DT(ジフテリア、破傷風)、ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)、インフルエンザ、A型肝炎、狂犬病 |
【予防接種健康被害救済制度について】
予防接種による健康被害と認定された場合、厚生労働省による救済措置があります。
詳細はこちらをご覧ください。
個別定期予防接種委託医療機関一覧
各医療機関の所在地は、豊川市医師会のホームページをご覧ください。(外部リンク)
リンク先http://www.kawaishi.or.jp/02_annai/kensaku.html
任意予防接種
担当係(お問い合わせ)
子ども健康部 保健センター 保健予防係
電話 0533-95-4801
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お問い合わせ
子ども健康部 保健センター
所在地:442-0879
豊川市萩山町3丁目77番地の1・7
電話:0533-89-0610 ファックス:0533-89-5960