こどもの定期予防接種
更新日:2021年3月29日
定期予防接種とは
定期予防接種は、予防接種法に基づいて受けるように保護者が努めなければならないものです。
住所地の市町村が実施するもので、ワクチンそれぞれに決められた年齢での接種・回数・間隔を守った接種、また、豊川市での集団接種及び豊川市内委託医療機関での接種は無料です。また、予防接種における健康被害がおこった場合、厚生労働省による補償がされています。
かかりつけ医が豊川市外にあり、市外医療機関で接種希望の場合には、必ず接種する前に豊川市保健センターでの手続きが必要です(事前の手続きのない市外での接種は定期予防接種ではないため、有料となります。)。
予防接種の接種年齢は、感染症にかかりやすい年齢などをもとに決められています。
子どもの予防接種は、決して「不要不急」ではありません。接種期間内に、お早めに接種をおすませください。新型コロナウイルス感染症の影響で、やむを得ず接種年齢を越えそうな場合は、接種期間を越える前に保健センターにご連絡ください。
各予防接種について
ワクチンの種類 | 接種年齢 | 接種方法 | 予診票発送時期 |
---|---|---|---|
ロタウイルス |
ロタリックス 出生6週0日後から24週0日後 |
2回(4週以上の間隔で2回) 1回目は、生後2か月に至った日から出生14週6日後までの期間が標準的接種期間 |
2回 赤ちゃん訪問時ロタリックスを選択した場合は、3枚目の予診票は使用しません。 |
ロタテック 出生6週0日後から32週0日後 |
3回(4週以上の間隔で3回) 1回目は、生後2か月に至った日から出生14週6日後までの期間が標準的接種期間 |
3回 |
|
B型肝炎 | 2か月から1歳未満 |
初回2回(1歳未満に4週以上の間隔で2回) |
初回2回 赤ちゃん訪問時 |
ヒブ(Hib) |
2か月から5歳未満 | 2か月以上7か月未満で接種開始: |
初回3回 赤ちゃん訪問時 |
小児用肺炎球菌 | 2か月から5歳未満 |
2か月以上7か月未満で接種開始: |
初回3回 赤ちゃん訪問時 追加 11か月の月末 |
ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ |
3か月から7歳6か月未満 | 1期初回3回(3週以上の間隔で3回) |
初回3回 赤ちゃん訪問時 追加 11か月の月末 |
BCG | 1歳未満 | 1回 標準的な接種は5か月から8か月に達するまでの期間 | 1回 4か月の月末 |
麻しん、風しん(MR) | 1期 1歳から2歳未満 |
1期1回 |
1期 11か月の月末 |
水痘(みずぼうそう) | 1歳以上3歳未満 | 2回(標準的には6か月から12か月までの間隔をあけて2回目を接種、最低3か月あければ接種可) | 11か月の月末 |
日本脳炎 | 1期 3歳から7歳6か月未満 |
1期初回2回(1週間以上の間隔で2回) |
1期初回2回 2歳11か月の月末 |
※ 現在、日本脳炎ワクチンの供給量が減少しているため、予約が取りづらくなっております。令和3年度後半には、ワクチンが増産される見込みです。 | |||
DT(ジフテリア・破傷風) | 11歳以上13歳未満 | 2期1回 | 10歳11か月の月末 |
ヒトパピローマウイルス感染症(HPV) | 12歳から16歳までの女子(年度末年齢) |
3回(2回目は、接種したワクチンがサーバリックス(2価)の場合1回目から1か月後、ガーダシル(4価)の場合1回目から2か月後、3回目は1回目から6か月後) | 積極的勧奨が一時的に差し控えられています。 |
日本脳炎予防接種について
現在、日本脳炎ワクチンの製造が一時停止していたため供給量が大幅に減少しています。そのため、予約が取りづらくなることが予想されます。日本脳炎1期は7歳6か月未満、日本脳炎2期は9歳から13歳未満で接種できます。接種期間内に忘れずに予約し接種してください。ただし、日本脳炎1回目、2回目の対象の方と、接種を受けられる年齢の上限が近づいている場合には早めにご予約をお願いします。
また、厚生労働省の通知により、今年度の日本脳炎1期追加と2期の予診票の発送を中止しています。中止をしている時期の対象者の案内発送は、令和4年度に繰り下げて行う予定です。発送時期については決まり次第、ホームページでご案内いたします。
ワクチン | 対象者 |
---|---|
日本脳炎1期追加 | 平成29年4月生まれから平成30年3月生まれの方 |
日本脳炎2期 | 平成24年4月生まれから平成25年3月生まれの方 |
日本脳炎予防接種の特例対象者
日本脳炎予防接種について、予防接種法の特例があります。
特例1 平成19年4月1日生まれまでの方
20歳未満までの接種は定期接種で無料に接種できます。
特例2 平成19年4月2日生まれから平成21年10月1日生まれまでの方
第1期未接種分は9歳以上13歳未満までの接種は定期接種で無料で接種できます。
ヒトパピローマウイルス感染症について
平成25年6月14日付けの厚生労働省の通知により、当面の間、副反応との因果関係が否定できないため定期接種ではあるものの積極的な勧奨(予診票の送付など)を一時的に差し控えています。接種にあたっては、有効性とリスクを理解したうえで接種してください。
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症(子宮頸がん)予防ワクチンの定期接種について
予防接種の注意事項
【定期予防接種が無料になる場合】
豊川市に住民票のあるお子さんが市内の委託医療機関で接種年齢内に接種した場合のみ無料です。
ただし、かかりつけ医が豊川市外の場合、遠方に里帰りされる場合など事情がある場合に限り、手続きすることで、市外医療機関でも定期予防接種ができるようになりました。詳細は、こちらをご覧ください。
【こんな場合は有料になります】
1 市内委託医療機関以外の医療機関や接種年齢以外で接種した場合の費用は、自費となります。
2 市外へ転居される方が、住民票を移し、転居先の住民になった後に、豊川市内の医療機関で接種した場合の費用は、自費となります。
【その他注意事項】
・ 接種の際には、必ず母子健康手帳をお持ちください。紛失等をした場合には、豊川市保健センターへお問い合わせください。
・ 保護者以外の方が同伴の場合には、委任状(PDF:159KB)(自由様式)が必要です。
【予防接種の間隔について】
生ワクチン(注射)と生ワクチン(注射)の間隔は27日以上(接種日から4週間後の同じ曜日)です。
生ワクチン(注射)以外は、他のワクチンとの接種間隔の規定はありませんが、同一のワクチンを複数回接種する場合の接種間隔については各ワクチンで決められている間隔をあけます。
ワクチン種類 | 接種方法 | ワクチン名 |
---|---|---|
生ワクチン | 注射 | BCG、麻しん、風しん、おたふくかぜ、水ぼうそう |
経口 |
ロタウイルス | |
不活化ワクチン | 注射 | B型肝炎、ヒブ(Hib)、肺炎球菌、DPT-IPV(ジフテリア、百日せき、 |
個別定期予防接種委託医療機関一覧
各医療機関の所在地は、豊川市医師会のホームページをご覧ください。(外部リンク)
任意予防接種
担当係(お問い合わせ)
子ども健康部 保健センター 保健予防係
電話 0533-95-4801
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お問い合わせ
子ども健康部 保健センター
所在地:442-0879
豊川市萩山町3丁目77番地の1・7
電話:0533-89-0610 ファックス:0533-89-5960
